最悪の事態を想定する
投資において重要なことは、「リスクをどのくらい許容することができるかを知る」ことです。
リスク許容度とは、1年間でどのくらいの損失を出しても受け入れることができるかどうかというはかりで考えます。
最悪の事態を想定しておくことを事前に行うということです。
一度最悪の状況を想像し、自分の中で理解しておくことは、反対にその状況に慣れておくことができるという結果も生み出します。
そのため心が落血ついた状態で、投資に向き合うことができますし、何にどのくらい投資しようかと考えたときに冷静な判断を下すことが出来ます。
1000万円の資金があったとしましょう。
あなたは1円も減らしたくないと考えるでしょうか、10万円なら許容できると考えるでしょうか、10%の100万円でも問題ないと考えるでしょうか、それは人それぞれ考え方が異なります。
年間の貯蓄可能額から考えるという方法もあります。年間の貯蓄可能額であれば、1年間で損失をカバーすることが出来ます。これくらいであれば、なんとかなりそうだと考えることができれば、その額があなたのリスク許容度になるでしょう。
この額については個人差があるため、一概に正解はありませんが、投資を始める前にご自身である程度明確に考えておく必要がある重要なポイントです。