息子に教えたいマネーリテラシーの話

マネーリテラシーについてわかりやすく説明しているブログです。

投資と投資信託におけるレバレッジとは?

レバレッジとは?

直訳するとテコの原理という意味になります。小さな力で大きなものを動かすことができる仕組みのことです。

ビジネスの世界では、会社を立ち上げる際など、銀行借り入れや出資者を募って資金を集めますが、その他人資本を利用して大きなビジネスを展開していこうとすることを、レバレッジを効かせると言います。

投資においては、自然とレバレッジを得ていることがあります。例えば、株式投資における「信用買い」は、株式の購入に際し手元資金が少ない場合でも証拠金を差し押さえることにより資金力以上の株式を購入することができるため、実質的にレバレッジ効果を得ることになります。

FXの世界では10万円の証拠金で10倍の100万円分投資することが可能なのです。

投資信託においては、値動きの激しいファンドも増えてきており、大きく賭けたい投資家にとってはベーシックなインデックスファンドを買うよりも、少ない資金で大きな効果が得られるため人気になっています。

当然ながらレバレッジのデメリットとしては、損失額も何倍にもなってしまう点は注意が必要です。

慣れないうちは2〜3倍のレバレッジから始めるのがいいでしょう。