息子に教えたいマネーリテラシーの話

マネーリテラシーについてわかりやすく説明しているブログです。

株式投資を始めたいけど、借金を背負うことはあるのか

コロナ禍の影響で株式投資投資信託への投資をしたいと考える方が増えているようです。

そうした方の中で時々「投資に失敗した場合、借金を背負うこともあるのではないか?」と考えている方もいると思います。

もちろん、そのような投資もないわけではありませんが、普通の投資で失敗したら借金や負債を背負うと言うことはまずあり得ません。

まず、通常の投資信託株式投資への投資は、どんなに損をしたとしても、損をする最大額は投資したお金が限界です。それは、会社が仮に借金を残して破産したような時も同じことが言えます。

例えば、株式投資をするとき、100万円を投資したとして、この100万円以上に損をすることはあり得ません。

 

株価が0円になることはありませんから、投資資金がなくなることはあっても、借金を背負ってしまったと言うことにはならないのです。

ここで注意したいのが借金をしてまで、投資をするという考え方です。株式投資で借金をすると言うよりも、その前段階で借金をしてしまう人もいます。

その際に、株価が下落したという状況になると借金を背負ってしまいます。

投資の最大の原則として、収入の範囲内で投資を行うと言うものがあります。

あくまで収入に対して、生活費を差し引き、その余剰金で投資をしていくと言う考えがなくては、借金を背負ったと言う状況になりかねません。

もちろんレバレッジのようにハイリスクで投資を行いたい人にとっては、そのような投資の方法もあります。

しかし、ギャンブルのような性質を避けたいという場合、借金を背負うと言うこととは無縁で投資を行うことは一般的に可能であるということ覚えていただきたいです。