息子に教えたいマネーリテラシーの話

マネーリテラシーについてわかりやすく説明しているブログです。

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品を一定の金額で常に、かつ時間を分散して定期的に買い続けることをいいます。

この手法で商品を購入し続けた場合、価格が高い時は購入量が少なくなり、価格が低い時は購入量が多くなっていきます。

ドルコスト平均法は長期的な資産形成を行なう際の価格変動リスクを低減させる手法の一つなのです。

以下の2パターンがあります。下の積み立て投資がドルコスト平均法になります。

・一括投資…あるタイミングで一括して金融商品を購入する投資方法
・積立投資…一定の金額で定期的に金融商品を購入する投資方法

ドルコスト平均法のメリットとして、終わりのタイミングを検討する時以外、相場の動きをあまり気にする必要がないため、神経質にならずにすむという特徴があるといえます。

また初期投資にまとまった額の資金を準備する必要はないため気軽に始めることができるというのも魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

ただし注意点ももちろんあります。

最終的な価格が下落している時は、マイナスになる可能性もゼロではありません。リスクを完全に回避することができる手法というわけではないのです。

こういった注意点を受け入れつつも、リスク軽減につながる可能性はこれまでの実績からも大きな特徴ではあるので、長期投資を考える際は考えてみる価値が大いにあります。