株を売るということ
株は買う時よりも売るときの方が難しいと言われます。
買った時よりも株価が上がったとしても、それはまだ確定利益ではありません。売った時に初めて利益になるのです。
売る方が難しいと言われる所以として、人間心理があげられます。
損をしていた時はもう少しで挽回するのではないかという期待感や自分は損をしないという気持ちがまさって、なかなか売ることができません。
反対に値段が上がり続けていると、もっと上がるのではないかという期待が、売り時を逃すことに繋がっていくのです。
では、どのようにしたらいいでしょうか。
答えは売り時をあらかじめ確定させておくということです。
1000円で買った株があったとしたら、1100円になった時に売ることを決めておく、反対に900円まで下がったら売ることを決めておくといったように、売値を確定させておき、その数値で確実に売っていくというのが、一つのコツになります。
株式投資の場合、積極的に売っていくことも大切になってきます。ルールを明確にし、売り時を逃さないようにしていきましょう。