息子に教えたいマネーリテラシーの話

マネーリテラシーについてわかりやすく説明しているブログです。

債券について学ぼう

株式と並んで伝統的資産と呼ばれている債券があります。

債券とは「国や企業にお金を貸すこと」です。

金利と返済期限が定められているのが大きな特徴になります。

ほぼ確実に利益が出る分、株式よりも利益率は低くなりがちなのも一つの特徴と言えるでしょう。

債券を購入する際に重要な指針となるのは、「信用」です。それは、債券の特徴として、返済期限がくれば額面全てが返ってくるものですが、破綻してしまうと返済してもらえません。ここが重要なキーワードになってきます。

評価される企業などが信用度が低くなりがちだと、それは金利が高く設定されていきます。

値動きの安定性を大切にするなら、為替変動の影響を受けない国内債券を選ぶのがいいでしょう。ただ欧米やオーストラリアの債券の方が金利は高く設定されています。

そして。債券の大きなメリットとしては、デフレヘッジになります。デフレとは物価が下落する状況ですから、貸したお金が戻ってくると言うことは、その分、購入できるものは増えていきます。

反対にデメリットとしては、期間によって金利が変動することです。期間を満了せずに債券を売りたいと考えた時に、金利が下がっていれば、それが売れる可能性は下がってしまいます。そのため債券の期間が長ければ長いほど、金利変動による価値のリスクは上がってしまうのです。

こういったメリット、デメリットを考慮して、債券を選んでいきましょう。